Re: Macromedia Webアクセシビリ ティ セミナー



浦田です。

こんばんは

ボクが聞きたかったことは,
1. フラッシュのキャプションの付け方
2. Dreamweaver等の開発環境のアクセシビリティについて
です.

1のフラッシュのキャプションの付け方についてですが,ボクはフラッシュは「動き」に特徴があるものだと思っています.ですから,その動きに関する情 報をなくしてしまうのはもったいないと思っています.ボブ・リーガン氏がある画像のキャプションの付け方を説明したときに「赤いバケツをもった少女が ‥とダラダラと書くのはいけない」と言っていました.確かにそうかもしれませんが,フラッシュのキャプションを画像と同様に簡単なものにするのはどう か?ということです.ボクは障害をもった方と,障害を持っていない方とが情報を共有することも大事だと思っています.例えば「あのページのこと?」と ある一つのページについて話すときです.その際にはフラッシュというのはとても効果があるものです.「上のほうにこういう風に動くフラッシュがある ページ」というように説明することが多いと思います.その情報を障害を持った方と共有できないのはいけないと思います.

美原さん、確かにおもしろい話題ですね。
イメージとテキストの関係って難しいですよね。
さらにFLASHによってイメージが動けば、
キャプションも従来のテキストではなく、
時間やイベントによって動的に変化する柔軟な
テキストでなければいけないのかもしれませんね。

ですので,どのようにキャプションを付けるのかな?と期待していたわけですが,NORIさんが提示してくれた例では簡単なキャプションを付けているだ けでした.

NORIさんのサンプルで紹介された、はじめに「リンクが○つあ
る」というナビゲーションは、手軽に「やさしさ」を実装でき
そうなので、参考になりました。早速、会社へ提案してみようと
思っています。

このMLで提供される話題は、いつも興味深く参考になります。

私もいろいろアクセシビリティに関して考えているのですが、
本当にどれが正解ってないですよね。

今回の「JIS X 8341-3」の制定をきっかけに、できることから
コツコツと「やさしさ」を提供していきたいと思っています。

一方、究極のアクセシビリティってなんだろうってことも継続
して考えていきたいと思っています。

Webコンテンツのアクセシビリティからすこし脱線しますが、
学生の頃、フランスの写真家ベルナール・フォコンに興味を持
ち、彼は「空気」の存在を写真におさめるため「火」を用いて、
燃焼させることで「空気」を表現していました。
確かに実在するけど、確かめることが困難なことはたくさんあ
ると思います。アクセシビリティも、感覚をゆさぶってみたり、
状態を変化させることで思わぬヒントがあるような気がします。

これからもこのMLの話題を楽しみにしています。

浦田