Re: MacromediaWebアクセシビ リティセミナー
- To: nap@xxxxxxxxxxxxxxxxx
- Subject: Re: MacromediaWebアクセシビ リティセミナー
- From: NORI <nori@xxxxxxxxxx>
- Date: Fri, 16 Jul 2004 03:31:45 +0900
NORIです。
On Fri, 16 Jul 2004 00:09:16 +0900
Ishikawa Jun <ishikawa@xxxxxxxxxxxxxxxxxxxx> wrote:
> 時間がたっぷりあればこういう議論をするとさらによかったですね。
> Noriさんや他のパネラの方々、それに司会の植木さんもこのmlにsubscribeされて
> いるかもしれないと半ば想像しつつあえて書いたので反応してくださってよかったで
> す。(笑)
本当は、こういう喧々諤々な(それほどでもないですが)話をすれば、
もっと積極的に、みなさんがアプローチをしてくださったのかもしれません。
パネルディスカッションって難しいですね・・・。
> 私は、「配慮の平等」を公的セクターにはmustとして求めます。企業のポータルサ
> イトやrich internet applicationにも求めます。なぜなら、そこはだれもが利用した
> いし、利用しなければならないサイトだからです。
> しかし個人の趣味や映像表現のためのウェブページにはそういうことはいいません。
ありがとうございます。その前置きが、実は重要だったのかもしれません。
クリエイターという職種は、ビジネスチャンスを狙っているのとはちょっと違う
と思います。最先端だから狙うという感じではないかと。
それも怖いのですが、上手く利用すれば、大きな波を起こせます。
> みなさんが個人の趣味なりアートとして自分の表現のためにやっているときには自
> 由に創作してください。しかし、行政なり企業なりから発注を受けて仕事をしている
> ときはアクセシビリティはmustと考えていただきたい。
> 前者をアーチスト・モードというなら、後者の職人モードではアシストとサービス
> のプロに徹してほしい、と。
> その二つがごっちゃになってしまう話はよくないと思っています。それでは国も法
> 律もJISのような規格も思いやりの一種になってしまいます。しかし、断然それは違い
> ます。
> Noriさんが、いまやアクセシビリティは外注仕事としてはmustだが、自分はやむな
> くやっているわけではなく、アクセシビリティはけっこう楽しい、いろいろなゲスト
> のことを思ってページを作るのは心地よい、みたいに発言してくださるととてもステ
> キだと思います。お見受けするにすでにそういう感じではないでしょうか。それを、
> 「おもいやり」という言葉でまるめてしまうのは、もったいないと思いました。
この辺、非常に微妙です。私自身は、受注したFlashコンテンツに勝手にアクセ
シビリティをつけるのを楽しもうとしています。
#企業の子供向けコンテンツなので、よろこんで使ってもらえそうです。
一方、公共性の強い企業では、mustが求められるわけですが、mustだけの要件を
満たすコンテンツ制作は、作り手にとっては単純作業で、つまらないと思います。
しかし、そこにこそ、自分らしさや、クリエイティビティを発揮するチャンスが
あり、1つの価値を付け加えることができるものだと思います。
うまくまとめられませんが、なんかそんなことを言いたかったような気がします
・・・やはり、パネルディスカッションって難しいです。
(以下署名)
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