Re: Macromedia Webアクセシビリティ セミナー



こんにちは.東工大の美原です.

> それよりはビジネスチャンスというクールな言い方のほうが私は好きです。優しい私
> たちというポジショニングより、私たちはビジネスチャンスと思って取り組んでいる
> というポジショニングのほうが企業として当たり前のことをしているという感覚に近
> い気がするからです。

石川先生の言うとおりかもしれません.ボクはまだ学生でビジネスとしての観点から物事を見れません.画像認証についてなど,石川先生のお話はもう少し聞きたかったですね.

> 美原さんの意見に関して、詳しく聞かせてください。
> > 個人的にはもう少しおもしろいことやってくれるのかなぁと期待していたのですが,何だか今ひとつでしたね.
> 「もう少しおもしろいこと」ってどんなことを期待されていたので
> すか?どのようなセミナーであれば、今ひとつでなかったか?例え
> ば、そこで議論されていない意見があり、今ひとつだとすれば、そ
> の意見をぜひ聞かせてください。

ボクが聞きたかったことは,
1. フラッシュのキャプションの付け方
2. Dreamweaver等の開発環境のアクセシビリティについて
です.

1のフラッシュのキャプションの付け方についてですが,ボクはフラッシュは「動き」に特徴があるものだと思っています.ですから,その動きに関する情報をなくしてしまうのはもったいないと思っています.ボブ・リーガン氏がある画像のキャプションの付け方を説明したときに「赤いバケツをもった少女が‥とダラダラと書くのはいけない」と言っていました.確かにそうかもしれませんが,フラッシュのキャプションを画像と同様に簡単なものにするのはどうか?ということです.ボクは障害をもった方と,障害を持っていない方とが情報を共有することも大事だと思っています.例えば「あのページのこと?」とある一つのページについて話すときです.その際にはフラッシュというのはとても効果があるものです.「上のほうにこういう風に動くフラッシュがあるページ」というように説明することが多いと思います.その情報を障害を持った方と共有できないのはいけないと思います.

ですので,どのようにキャプションを付けるのかな?と期待していたわけですが,NORIさんが提示してくれた例では簡単なキャプションを付けているだけでした.

次に2の開発環境についてです.ボクは,ユーザインタフェースを研究しています.目標はJISの目標でもあるように「誰でも簡単にコンピュータを使えるようにすること」です.ですからソフトウェアを間単に使えるようにすることも絶対必要と考えています.JISでは「ソフトウェア及びサービス」について言及しています.

昨日いくつか紹介していただいた開発環境はすべてGUIベースのものでした.あれでは視覚に障害を持った方,肢体が不自由で正確なポインティングができない人には不向きであると感じました.

# あと 
ボブさんに紹介されたMacromedia Flexを見てみました.確かにこれはソースコードレベルで実装できるので,障害があるかたにも使える可能性がありますが,GUIベースであることには変わりません.

以上のことを期待していました.これからはソフトウェアそのものが変わる方向に行けば良いと思っています.

以上