Re: 日本語のアクセシビリティ



石田です。

宣伝めきますが、私が翻訳しました「Designing with Web Standards―XHTML+CSS
を中心とした「Web標準」によるデザインの実践 」が、出版後一ヶ月に
して重版になることが決まりました。ありがたいことです。
そして、こういうことに興味を持たれる方が多いというのは、興味深いこと
です。

XHTMLプラスCSSといった、構造とデータの分離というのは、日本の風潮(
1年から2年後に米国の技術や概念を輸入する)からすると、今年から来年
あたりには広まると予測しています。
そして、構造とデータの分離は、アクセシビリティにも寄与すると考えて
います。

しかし、問題はですね、せっかく、アクセシビリティ強化に役立つような
ツール、技術があっても、それを使う人の手によっては、なんだか
メチャクチャなものも、作れてしまうってことです。
WCAG準拠、JIS準拠、そんなことが、アクセシビリティの「こころ」では
ないはずでしょう。

そもそも、アクセシビリティとはなんぞや?
なんでアクセシビリティが必要なの?

その理念固めに、今腐心しています。

JIS批判やら、あれこれ書いていますので、お暇があればお読みください。
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で、気が向いたらご投稿ください。

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ぞれの「書く」という責任を持って書いています。

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クロッシングフィンガーズ代表 石田優子
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