Re: 障がい者制度推進会議の検討課 題



関根です。横田さん、おひさしぶりです。

ICTリテラシーの問題は重要ですね。地方に行けば、
若い男性でもほとんどITを使っていないことがあり、
メールに返事をもらえないこともあるので、いろいろだと
思います。ただ、ユーザインタフェースのユーザー評価の際には、
まったくの初心者の印象も重要なので、詳しい人と両方に
評価していただいて、どちらのデータも使いますよ。
HCDの専門家は、その両方の背景を把握して、なぜそのような
結果になったかを読み解けなくてはなりませんので。

シニアに関しても、使っていない人にはそれなりの聞き方が
あり、重要な情報をいただけることもありますね。でも、
もちろん、リテラシーの高い方にも伺います。先日知り合いに
なった某県のシニアネットでは、最高齢者が98歳!感動。

団体に聞いたからOK、というのは全く違いますよね〜。
中学生に聞いたっていうのは3年分ですが、シニアって、50歳以上で
考えたら、100歳まで50年分の幅があるんだし。

また障害を持つデザイナーやテレビ番組のプロデューサーを
育成しようという試みは、主にヨーロッパで盛んだと聞きました。
日本でも進んでほしいと思います。では!


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株式会社ユーディット(情報のユニバーサルデザイン研究所)
代表取締役 関根千佳
http://www.udit.jp