Re: 障がい者制度推進会議の検 討課題
- To: nap@xxxxxxxxxxxxxxxxx
- Subject: Re: 障がい者制度推進会議の検 討課題
- From: Yokota Mitsuhiro <miskij@xxxxxxxxxxxxxxx>
- Date: Wed, 07 Apr 2010 12:05:36 +0900
横田@ちばのうちです。
関根さん、UDITの事業が順調なようで何よりです。
内閣府の意見投稿に下記を提出しました。
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1)情報アクセスについて。情報を確実に伝えることを最優先事項とし、
それを阻害するものは技術革新、意識革新の元となることを明確にして
ください。理不尽な特許運用については運用停止などの見直しも必要です。
2)点字ブロック経路の設置により、水たまりがなく歩行者の安全が保
証されるというように、ユニバーサル意識の浸透が行政、一般人、当事
者にも求められます。
3)団体に意見を聴取するだけでなく、団体の外部に対してもリテラシ
向上を図りながら意見を広く聴取してください。団体の理事などがICT
に不得手で逃げ回り、通達もしないために若手の会員からの意見が上がっ
てこないという問題を回避することができます。
4)団体が、リテラシ向上にどのような活動をしたか、またその効果な
ども第三者からの評価も含め明確に求めるようにしてください。
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1)は、私が講演で遭遇した経験から。開演前のアナウンスも筆記して
おくべきの所を何もしてなかったので抗議したことがあります。理由は、
OHPフィルムが届いてなかったからでしたが、投影機のガラスに直接
書いてしまっても良かったんですよ。手などに付いたインクを消すため
の薬剤も常備しているので、それで消せるからです。
理由すらも、口頭でしようとするから「それも書け!」と大声で罵倒し
てしまいましたが。
特許運用ですが、権利運用、としたほうが良かったか。
2)は、バスから降りようとしない盲導犬の一話を読んで、本人が認識
できない水たまりは、施工の拙さとともに、一般にも歩きにくいことに
気付いた事から。当事者にとって便利なものを、一般にも通用させる見
方を考えて提案していくほうが世論も付きやすいです。
3)と4)
UDITのサイトに掲載された講習会の報告のおかげで、団体の内情を引き
出せたのは大きかったです。当初、地名が挙げられていて、名指しされ
た団体が憤慨して抗議した事も聞いています。その後、少しリライトさ
れましたが、archive.org に初出の報告が残っています。^_^;
聴障団体は、地域の聴障者に最新の関心事を判りやすく説明する−等の
役割を期待されていながら、それらが機能しなくなっているようだ、と
いう主旨が読み取れました。(下手すれば、行政からの助成金を削減さ
れるか、返還を求められかねないのでしょう)
この事から、経過の掘り起こしも必要としました。
残念ながら、名指しされた団体の関係者は、その後、どうするつもりな
のかについては一切言及されませんでした。archive.org などで行状が
記録されてしまってる以上、改善する約束を公表したほうがずっと建設
的では、とも言われたのですが、それにも応えられないでいるのは残念
なところです。
ちなみに、カナ文字だけで会話をやり取りする仕組みを、ろう者の団体
で評価した時は、文の区切りがない文章になってしまい、判りにくさが
先行し、そこで止めてしまったそうです。
句読点、句点、または空白を入れた「分かち書き」をちょっとレクチャー
していたらもっと違った結果になったかもしれないのに、惜しい話です。
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