???Re: Macromedia Web ア クセシビリティ セミナー
- To: nap@xxxxxxxxxxxxxxxxx
- Subject: ???Re: Macromedia Web ア クセシビリティ セミナー
- From: Masahito ktr:桂川です <ktr@xxxxxxxxxxxxxxxx>
- Date: Thu, 15 Jul 2004 10:48:37 +0900
- Organization: ピュアパルス:フレームス
岐阜のシトと申します、
少し書かせていただきます。
アクセシビリティがwebデザインの中で目新しいものである。
これが日本のwebの実情だと感じています。(webのみならずですが、、。)
数年前、海外の友人から、このwebページは標準だ。といわれたものは
alt、noscript、はじめ、プラグイン要素に関しては、noembedが書かれていたも
のでした。flashにアクセシビリティ記述が直接できる3年ほど以前の話です。
アクセシビリティは確かにflashを変え、多くのガイドラインを啓発したと考え
ます。されど、お客とユーザーを変えていないと考えます。
webページをはじめ私たちは、webをまだデザインできていない。と率直に
認識すべきだと考えます。
視聴覚重複障害関連で以前に目指していました、在宅の障碍者の
インスピレーションと直感を社会の資産にすることも、
当事者団体への啓発が頓挫している状況と感じていますし、
アクセシビリティ関連各種ソフト、デバイスの恩恵にも
裾野は、可能性すら知らない。
ライター、開発者、関連団体のヒューマニティが何に根ざしているのか?
貫徹したいのか?
儲けを度外視して、でも社会をこうしたいという動機はあるか?
JIS規格は評価しますが行使力を持ちませんし、
極端に言えば、アクセシビリティに留意しない顧客は顧客とみなさない。
顧客のwebヒューマニティもデザインしていく。
といったスタンスをどれだけ定着させられるかといったこと。
自治体への啓発。
そういったことのような気がします。
非常に疲れる作業です。
9月にイベント開催します。自治体への説明も非常に疲労するものでした。
最後は、「広報に掲載したいならFAXしてこい。頼んでまで君らに掲載を頼もう
とは考えない」と突き放しました。
「僕らはまだしかるべき、来るべきデザインを始めていない」
そう思えるか、どうかだと考えます。
アクセシビリティを充実させてくださいと
何度か顧客から言い渡されたこともありました。
とらえ違いしてはいけないのは、これは、
顧客の社会への感情だと感じました。
そういったことが未来をデザインしていく
webでできることをやる。
あとは死にもの狂い。
ずっとそういったところにいたじゃないですか ;-)
けっこう書いてしまいました。
Shinji Iizuka wrote:
> IBM AC の飯塚です。
> ビジネス価値ということについて、少し自分の意見を述べさせていただきます。
>
> 1,2年前までは、企業におけるアクセシビリティは責任であるというスタンスで
> 活動してきたつもりです。しかし、それだけでは、アクセシビリティがあたり前の
> ものにならないという現状を、いっこうに打破できないという思いが強く、
> 最近は、ビジネスの価値という側面を追い続け、お客様との間でそれを
> 見つけるよう努力しています。
>
> 企業責任を問う活動は本質的であり絶対に必要なものと思いますが、
> 進みがあまりに遅い。それは、みんながやらないと、自分もやらないという
> 雰囲気があるからだと考えます。中には、私の幾つかのお客様のように
> 一切の宣伝もせず、企業責任としてもくもくと進めているところもありますが、
> いま、アクセシブルでないサイトの前で実際に悔しい思いをしている
> 利用者にとっては、それでは遅すぎと思うのです。
>
> 一方、ビジネス価値を見いだして活動を進める企業が出てくれば、それは、
> 他の企業において脅威になる可能性があります。追随しなければ、負ける
> ことになりますから。そういう、ビジネスにおける価値を提供することが、
> 少なくとも、お金をいただきたながらアクセシビリティの活動を進めている
> 私のような立場では必要なことであると認識しています。
>
> この両面から進めていくべきだと私は思っています。
>
> しかし、ビジネス価値を見つけるのは、とてつもなく困難です。
> 正直なところ、私は、まだ、どこにも成功事例を見つけることができません。
> アクセス数の増加、購入成功率の上昇、メディア掲載率の増加などは、
> 価値の一旦にすぎません。同様の事は、他の手段でも達成できますから、
> アクセシビリティである必要はまったく無いのです。
>
> ここのメンバーの方達の議論から、ビジネスとしての価値のヒントを
> 見いだせないかと、日夜期待しています。
> もう一つ、ビジネスの価値は、見つけるものではなく、作り出すものである
> という考えの方がよさそうです。
>
> 署名:飯塚 慎司 (Shinji Iizuka) IBM Japan Accessibility Center
> http://www.ibm.com/jp/accessibility/
> http://www.ibm.com/jp/services/businessconsulting/
> Tel: 070-5202-3051 / E-Mail: siizuka@xxxxxxxxxx
>
>
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桂川正人
以下署名-------------------------
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