Re: Macromedia Web アクセシビリティ セミナー
- To: nap@xxxxxxxxxxxxxxxxx
- Subject: Re: Macromedia Web アクセシビリティ セミナー
- From: 中村 忠能 <egg.kfs@xxxxxxxxxxxxxxx>
- Date: Thu, 15 Jul 2004 10:31:14 +0900
中村忠能@化成フロンティアサービスです。
皆様こんにちは。
Thu, 15 Jul 2004 09:48:36 +0900 の
Shinji Iizuka <SIIZUKA@xxxxxxxxxx> さんが書かれた
Re: Macromedia Web アクセシビリティ セミナー
に関するメールにお答えします。
> いま、アクセシブルでないサイトの前で実際に悔しい思いをしている
> 利用者にとっては、それでは遅すぎと思うのです。
実際に仕事でも趣味でもウェブ上で調べ事をしていても使いづらい
サイトにはできるだけ二度と行きたくないと思います。
ネットの掲示板や携帯メールなどで情報が伝わるのが早い現在ではこれは
ビジネスチャンスを失うことに十分なると思います。
「あそこの店員は態度が悪い」というのと同じように「あそこのサイトは
使いづらい」という悪い噂が伝わり最悪会社の信用問題に発展する場合が
あるかもしれません。
そういったことも考えるとオーバーな話、会社を守るのにもアクセシビリティは
大事なのかもしれないと思ったりもします。
個人的には使い易いサイトの場合好感が持てますし何か購入しようかと
思ったりもします。
> 一方、ビジネス価値を見いだして活動を進める企業が出てくれば、それは、
> 他の企業において脅威になる可能性があります。追随しなければ、負ける
> ことになりますから。そういう、ビジネスにおける価値を提供することが、
> 少なくとも、お金をいただきたながらアクセシビリティの活動を進めている
> 私のような立場では必要なことであると認識しています。
WebのアクセシビリティJISも出ましたし、今後ビジネス・個人サイトに
関わらずアクセシビリティの考え方が広がっていくことを望みます。
願わくばサイトのアクセシビリティチェックや使い易くする助言などで
障害者の就労の機会が広がっていけばとも思っています。
障害者でも見易いページを作るのは当たり前という意見には私も賛成ですし
ぜひそうなってもらいたいとは思うのですが現状はそれが当たり前ではない
状況です。
未だに alt が付いていない画像のリンクで 0001.html 、 0002.html
等というファイルにリンクが貼られていてそのファイルの内容を想像
しづらいサイトに出くわすことも珍しくありません。
そういったサイトでは情報を探すのにアクセシビリティなサイトと比べると
時間が2倍以上かかったり、結局全てのリンクを辿らないといけなかったりして
うんざりします。
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中村 忠能(ナカムラ タダヤス) Tadayasu Nakamura
化成フロンティアサービスOAセンター所属
E-mail: egg.kfs@xxxxxxxxxxxxxxx