Re: X8341-3の第6 章「全般的要件」について



 ふかがわです。

 >yuuさん

> > それに、JISに沿ってきちんと意識して作るのは、
>> 意識しないものと同じ時間で出来るものではありません。
>>
>> # alt属性一つでも悩みますから...
>>
>> そう考えると、現状のものが難しくないと思ってる方々でも
>> いざ現場で実践するのは容易ではないわけです。
>
>これは見積の項目に、そもそもアクセシビリティ対応だとか
>検証だとかといったものを追加しておき、増大すると見込まれる
>工数をかけた合算であらかじめ承認をとっておくとか、そういう
>ことで対応できるのではないでしょうか。
>
>#もちろん、それだと予算がとれなければ対応できないという
>#ことになりますが。

 どちらもおっしゃる通りです(^-^;

 言葉足らずで大変申し訳ないのですが、
 ここで言いたかったのは、ある程度アクセシビリティを
 理解できている人でも実践するのは容易ではないので
 もっとわかりやすくしないと多くの人にとっては実践が難しいのでは、
 ということです。。。

 わかりづらい文章ですいません。


>コスト的な問題もさることながら、実際に予算を多くとることが
>できた場合に、*本当に*アクセシブルなサイトを制作できるのか
>どうか、その根拠というかそれを厳格に判断することが困難で
>あるというのが、現場での実践が容易でないことの最たる要因と
>なりえているのではないかと思います。

 ユーザーの反応(効果)がわかりにくいですよね。


> > ですから、私は制作側の人間なので特に知っとくべきだと思ってますし、
>> また、対応出来る必要があると思っているので勉強もしてますが、
>> W3Cの仕様に準拠していないサイトでなければアクセシブルでない、
>> みたいなものは賛成出来かねるものがあります。。。
>(中略)
>この「テーブルを使う」というのは、いわゆるテーブルによる
>レイアウトをしているという意味かと思いますが、テーブルを使う
>ことが仕様に反していると定めたものってあるのですか?
>
>W3Cの仕様に準拠していないサイトはアクセシブルではないという
>ことを誰が言っているのかわかりませんが、少なくともテーブル
>レイアウトを仕様違反であると明示しているものはないわけです。
>テーブルレイアウト、線形化できるものであるのなら、大いに使えば
>良いではないですか。

 別のメールにも書かせていただいたことなのですが、
 「セマンティックウェブ」だからアクセシブルだとか、
 「文書構造」と「書式」を分離したからアクセブルだとか、
 「ITを導入したら儲かる」じゃないですが(適切な例でなくて
 すいません)、誤解を招くような認識が伝わるのは
 コワイなぁと思って書いたことで、語弊がありました。

 重ね重ねすいません。。。

 何がコワイかと言えば、そのおかしな認識(?)などを基に
 無理矢理クライアントを説き伏せる、ということが蔓延しないか、
 なんていうところです。

 # 説き伏せられるクライアントがいるかはわかりませんが...
 
 そのツケをその個人なり制作会社が払うだけならいいのですが、
 業界全体に不信感がつくと、アクセシビリティの普及自体にも
 影響を及ぼしかねないと思ったりするわけです。
 考えすぎですかね。


以下署名--
 ふかがわ