Re: 整理と飾り付け



亀井です。(^-^)/

----- Original Message -----
From:     Masafumi NAKANE さん<max@xxxxxxxxxxxxxxxxx> 
Subject: 「Re: 整理と飾り付け」
Date:     Thu, 27 Jul 2006 18:31:00 +0900

> HTMLのみの (テキストのみの) コンテンツであっても、必ずしも書籍のメタファ
> が適用できない物は多く存在するのではないかと思います。
> 書籍のメタファを適用しようと思って見てみると、制作者の意図にかかわらず、
> そのように見えるものも多いとは思いますが。

書籍のメタファの認識が一致していないように思います。

僕自身は元々文筆系(映画のシナリオ)の勉強をしていたので、
見出し、段落、リストでの整理がしっくり来ますし、
文書作成で箱書き作業という全体を細かく分けて行き、最小単位が
見出し、段落、リストで出来上がるという作成手法が馴染むわけです。

逆に書籍イメージが適用できないページ作成を想像できないんですよね。

> 動画や Flashの問題は、大きく分けて
> 
> 1. APIの問題で支援技術が情報を取得しきれない場合が多い、というような技
>    術的問題
> 
> 2. アクセシビリティを意識して作成されていないものが少なからず存在する
> 
> 1.はともかくとして、 2.に関しては、コンテンツの構造 (やセマンティクス)
> が正しく表現されることで解決される部分が大きいと思います。「構造/セマ
> ンティクスを表現する」というのは、必ずしも書籍のような構造にする、とい
> うことだけではないと私は考えています。

僕の言う書籍とはデータベースでしょうね。
中根さんのお話になっている動画や Flashの問題は
動画や Flashから情報を得る問題

僕が話するのは作る問題です。

そして、最近話題になっているWeb2.0のように再利用の際も
この見出し、段落、リストがなされていれば再利用可能になるでしょうし。

> 具体的にはどこでしょうか?
> 「章」とか「節」というと、 ``chapter''とか ``section'' ですよね?
> chapter が使われている所は、ざっと見た感じでは「文書構造とはどういうこ
> とを差し手いるか」という説明において例として提示されている部分だけのよ
> うに見えます。また、 sectionに関しても、同様の例示、もしくは「部分」と
> か「領域」と言った意味合いで使われているように見受けられます。
> 
> もう 7年も 8年も前の話ですから記憶が曖昧ではありますが、 WCAG 1.0の策
> 定作業に伴う議論の中で、書籍のメタファを持ち出した議論というのはあまり
> なかったのではないかという気がします。

あくまで僕の知識での判断ですが、情報整理術を突き詰めれば
書籍になると思いますよ。

そして、そのラインでアクセシビリティを解釈しました。

アクセシビリティは技術ではなく、技術を活用できる情報整理術だと思うのですよね。

情報整理されていれば、どんな環境でも利用可能。

成り立ちませんかね?

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