Re: Re[3]: ちょっとご相談ですっ!?(教えて頂きたいですかねっ!?)>の続き



中途失明者の堤と申します。
手動弁と中途失明に反応してしまいました。

> 手動弁について、(中略)説明をつけていただけると有り難いです。
私の左目が手動弁です。詳しいことは調べたことがありませんが、
たぶんこんな感じです。
視力は、視力検査で、ランドルト管 "C 右"が
判別できるかどうかで決まりますが、判断出来ない場合は目の前で、
手を動かします。これが判断できると手動弁となると思われます。

>むしろ、青壮年期に視力障害が起こった時の不自由の強さ、
>それを克服したいという強いデマンド、そのためにこうしたいという多様なニーズが
>視覚障害者全体のアクセイシビリティを向上させる原動力になると

先天性の視覚障害者は幼い時から、ほぼ盲学校に通います。
盲学校には、幼稚部・小学部・中学・高校・職業課程があり
十数年同じ学校で学びます。(1クラス約1〜10名)
統合教育がアメリカと違い送れている日本では、健常者の中
で自分の障害に対してのアプローチができないと感じます。

色々な障壁を取り除く要因として、ネットワークがあると信
じています。Webアクセシビリティの充実が望まれます。


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堤清治 (つつみ きよはる)
Email:tsutsumi@xxxxxxxxxxx
国立身体障害者リハビリテーションセンター
研究所 福祉機器開発部 技術補助員
TEL 04-2995-3100 内線2532
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鈴木 啓之 <hi_suzuki@xxxxxxxxxxxxxxxxxx> Wrote:
> 茨城県教育庁 総務課 教育情報化推進担当 鈴木啓之です
> 
> 戸嶋さん
> > 手動弁について、(中略)説明をつけていただけると有り難いです。
> 教育現場では、残存視力があれば、できうる限り視覚経験と視覚的な
> 教育を行います。
> 他方、形態の視覚的認知が困難な場合、視覚経験の有り無しで
> 教育方針を分けることがあります。
> (5歳以降の視覚経験があれば、視覚的なイメージを形成しうるようです)
> (視覚的なイメージを形成できるか否かで、世界理解の仕方が異なると
>   いっては言いすぎですが、教育的な働きかけへの応答が異なります)
> ピン/触覚ディスプレイなどでWebページ上の画像や図形をブラウズするとき、
> これらオブジェクトの把握の方法やとらえ方が、盲の方でも
> 一律でないかもしれません。
> 
> > 使えない方とか養護学校の子供たちとかの状況は想像する事すら
> > 出来ませんので、何とかこれからそう言う方たちとの交流を持ちたいと思い、
> 私個人の意見としては、中途失明者/視力障害者のご意見が強く反映される
> べきと思っています。
> というのは、言葉は悪いのですが、幼少期から障害があると
> 「世の中はこんなもんだ」と、さしたる不自由や必要を自身で発見しにくい
> ものです。むしろ、青壮年期に視力障害が起こった時の不自由の強さ、
> それを克服したいという強いデマンド、そのためにこうしたいという多様なニーズが
> 視覚障害者全体のアクセイシビリティを向上させる原動力になると
> 信じています。
> 
> 
> 
> 茨城県教育庁 総務課
> 教育情報化推進担当
> 鈴木 啓之(ひろゆき)
> 〒310-8588 水戸市笠原978-6
> 電話029-301-5128/ ファクシミリ 同 5139
> mailto:hi_suzuki@xxxxxxxxxxxxxxxxxx