Re: パソコンの給付
- To: nap@xxxxxxxxxxxxxxxxx
- Subject: Re: パソコンの給付
- From: Masafumi NAKANE <max@xxxxxxxxxx>
- Date: Thu, 05 Jul 2001 19:21:52 -0500
- X-mail-count: 00295
中根です。
伊藤さんが触れておられるのはこの新聞記事ですね:
http://www.yomiuri.co.jp/04/20010705i304.htm
On Thu, 5 Jul 2001 20:16:37 +0900, Eiichi ITO wrote:
> この話題、新聞に取り上げられたということが凄いと思いました。
私も一番最初のメールで書いたように、新聞が取り上げたことがすごいと思っ
ています。
> 基本的なスタンスとしては、法律でがんじがらめにするのではなく、
> できるかぎり、窓口に裁量を持たせ、本当に必要な人に供給できる
> システム(解る人が窓口にいることが必要)が必要なのであって、
> パソコンを日常生活用具するだけを目指す事が得策なのか?疑問です。
この点については全くそのとおりだと思います。個々の状況に合わせて、最も
ニーズを満たしてくれるものが何かを判断し、それに応じて柔軟に給付用具が
決められるシステムが必要だと考えます。
> ただ、この記事、ちょっと気になることがあります。読売の記事
> だったかもしれませんが、日常生活用具であるワープロとして読み
> 替えられたパソコンが納品されたのは個人宅ではなく「作業所」と
> なっていました。日常生活用具は在宅障害者(個人)に対する
> 物だと思います。「作業所」というのが障害者個人の権利を流用
> しているのではないかという疑惑を感じました。
> 本当に利用者(障害者)本人のために申請された物なのかしら?
これはほんとにそうですね。障害者の権利が侵されているのではないかという
気がしてしまいます。この点については、ネットワークのアクセシビリティ
云々以前の問題として大変重要だと思います。
とりあえず、これまでここで出されたメールや個人的にいただいたメールなど
を大いに参考にさせていただいて作った文案を、次のメールで送信します。こ
の作業所の件は、上にも書いたようにアクセシビリティどうこうの前の問題だ
と思いましたので、発表するコメントのフォーカスがぶれないようにという意
味もあって、この件については触れていません。 (NAPの活動の目的ともちょ
っと違っている感じですし…。でも、この点をはっきりと究明してくれる障害
者団体とかがいればいいな、とは思っています。)
中根雅文