Re: PDF accessibility
- To: nap@xxxxxxxxxxxxxxxxx
- Subject: Re: PDF accessibility
- From: Takayuki Watanabe <takayuki@xxxxxxxxxxxxxxxxxx>
- Date: Mon, 24 Jul 2000 22:25:56 +0900
- X-mail-count: 00248
渡辺@湘南工科大です。
日本語PDFに関しては、アクセシビリティに関する正確な情報が流れていない
ことを懸念しています。ですからFAQを作るにあたっては、現状ではどういう
タイプのPDFはどうすればアクセスできるのか、又アクセスできないタイプは
どんなものでその理由はなぜか、アクセスプラグインがマルチバイト対応し
ていない状態を処理するにはどうすればよいか、などの現実対応的な情報も
必要だと思います。
また、アクセスプラグインがマルチバイト文字に対応していないのは大問題
なので、Adobeの日本支社に対して、説得力をもって、この問題を指摘してい
かねばならぬと思いました。
# これに関しては CSUNで Adobeのアクセシビリティのスタッフに質問した
# のですが、マルチバイトに対応していないからというのが彼らの
# 答えでした。彼らの関心は ADAのあるアメリカに限られていますね。
> 実は、9月1日に行われるTCシンポジウムの分科会「ネットワーク社会のユニバー
> サルデザイン〜TCは何をすべきか?〜」で私がパネラーのひとりとして発言す
> ることになっています。
> TC=テクニカルコミュニケーターとは、マニュアルなどのドキュメント作成に
> かかわるライターやデザイナーのことを指します。
おー、こういうイベントもあるのですか。
私が Bilingual Emacspeak Project
( http://www.shonan-it.ac.jp/each_science/info/nabeken/data/2ndWIT/ )
を始めたそもそもの動機が、「テクニカルな情報をいかに効率よく説得力を
もって相手に伝えるか」を音声インターフェースで考えてみたかったことに
あるので、興味ありますね。