製品開発について
- To: <nap@xxxxxxxxxxxxxxxxx>
- Subject: 製品開発について
- From: "Hideji Wakabayashi" <wakabaya@xxxxxxxxxxxxxxxxxx>
- Date: Thu, 11 Mar 1999 00:10:48 +0900
- X-mail-count: 00114
みなさんこんにちは
若林@横須賀市です。
作る側から見て、どのようなものがあれば容易にアクセシビリティを
考慮した製品を開発できるのか考えてみました。
これはあくまでの私個人の考えです。勤務先とは関係ありません。念のため
一言で障害者といっても多様でありそれぞれを個別に調査して
何が必要かを洗い出して機能として付けていくというのはかなり
困難なのが現状だと思います。
まず、ケースを洗い出すという段階でその多様さに参ってしまうと思われます。
また、機能をつけるとしてもすべてのケースに対応するには
すぐに開発能力を超えてしまうのが現実だと思います。
大企業でさえひとつの製品については小企業とかわりません。
金子さんのおっしゃるように標準化した切り口を用意して、
それに沿った形でユーザーインターフェイス
デバイスを選択できるというのが現実的なところと思います。
利用する側からのアクションは仕様検討、開発途中の段階で
そのアクセシビリティ度をチェックし、修正を依頼できるような
仕組みが必要と思います。特に企業サイドで障害者のニーズ
の把握が十分できてない以上は利用者サイドから問題がない
かチェックするしかないと思います。
この場合機密保持という壁をどうするか課題があるのですが。
また設計時にこの点に考慮をすべきということをもっとPRするべきなのでしょう。
できあがってしまったものを変更することは非常に困難なのが現実です。
長くなりましたので開発コストをどう負担すべきかについては次の機会にさせてください。