Re: Webアクセシビリティ翻訳本の 電子データ提供方法
- To: web@xxxxxxxxxxxxxxxxx
- Subject: Re: Webアクセシビリティ翻訳本の 電子データ提供方法
- From: WATANABE Takayuki <nabe@xxxxxxxxxxxxxx>
- Cc: nap@xxxxxxxxxxxxxxxxx
- Date: Fri, 12 Oct 2007 17:23:54 +0900
渡辺です.
中根さん,すみませんでした.
肝心のことをメールに書いていませんでした.
・本書を購入したことが分かる領収書のコピー
・障害者手帳のコピー
の両方を,Fax又は郵送で出版社に送っていただければ,折り返し,電子データ
を送付することになる予定です.電子データの形式は,テキストデータかPDFに
なると思います.
電子データ提供方法は,出版社のサポートページで公開する予定です.
http://book.mycom.co.jp/support/e2/wdb/
電子データを必要とされる皆さま,HYML形式は別として,テキストデータとPDF
(どこまでアクセシブルに出来るかは打ち合わせ中.PDFファイルからテキスト
データを取り出せるのは確実)だったら,どちらがよいのでしょうか?
なお,1章は,(最終バージョンではありませんが),下記で公開しています.
http://www.comm.twcu.ac.jp/~nabe/UAI/Chapt1/
# 出版後,このサイトをどうするかは,出版社と協議中です.
Masafumi NAKANE wrote at (2007/10/12 4:10):
> 中根です。
>
> 出版おめでとうございます。
>
> ところでこの本、アクセシブルなフォーマットで手に入れる方法はあるのでしょうか。
>
> 中根雅文
>
>
> On Thu, 11 Oct 2007 21:08:21 +0900,
> WATANABE Takayuki <nabe@xxxxxxxxxxxxxx> wrote:
>> いつもお世話になっております。
>> 東京女子大学コミュニケーション学科の渡辺です。
>>
>> # 複数のMLにマルチポストしています。重複受信された方はご容赦ください。
>>
>> Webアクセシビリティのエヴァンジェリスト仲間と共に1年がかりで取り組んで
>> いた翻訳本が、10月26日に毎日コミュニケーションズから出版されるので
>> お知らせします。
>>
>> Amazonでも予約可能ですので、ご購入の上、皆様のお役に立てていただければ
>> 幸いです。
>> http://www.amazon.co.jp/dp/4839922209/
>>
>>
>>
>> 『Webアクセシビリティ −標準準拠でアクセシブルなサイトを構築/管理する
>> ための考え方と実践』
>> Jim Thatcher/Michael Burks/Christian Heilmann/Shawn Lawton Henry (著),
>> 渡辺 隆行/梅垣 正宏/植木 真 (監修),
>> UAI研究会 翻訳プロジェクト (翻訳)
>> ¥ 3,990 (税込) 656ページ
>> 毎日コミュニケーションズ
>> ISBN-10: 4839922209 ISBN-13: 978-4839922207
>>
>>
>> 毎コミのサイトにある本書の紹介文を引用します
>> http://book.mycom.co.jp/book/978-4-8399-2220-7/978-4-8399-2220-7.shtml
>> <引用開始>
>> 世界の専門家11人が執筆し、日本の第一人者たちの翻訳した、Webアクセシビリ
>> ティ解説書の決定版の登場です。
>>
>> 「Webアクセシビリティ」というとき、基本的な考え方や理論から、実際の制作
>> の場でどうすればよいかという問題、さらにそれがビジネスや法制度的にどう
>> なっているのか、などなど非常に広範な内容が含まれます。
>> 本書はテーマや内容ごとに、それぞれの分野の専門家が執筆することで、質量と
>> もに「Webアクセシビリティ大全」とでも呼ぶべき、本格的な書籍となっており
>> ます。
>> 大きく3部構成となっていて、第1部でWebアクセシビリティの基本を解説し、第2
>> 部で技術に関する具体例を豊富に提示し、第3部で米国と世界各国の法律と政策
>> を詳細に説明しています。
>> 特に第2部では、スクリーンリーダーやブラウザなどの話から、コンテンツ、ナ
>> ビゲーション、データ入力をアクセシブルにする方法、さらにCSS、
>> JavaScript、Flash、PDFに関するアクセシビリティ、アクセシビリティ・テス
>> ト、WCAG2.0など、様々な話題を扱っています。
>>
>> 「本書は、Webの専門家が、Webアクセシビリティを本格的に勉強する際に最適な
>> 本である。したがって、本書が想定する主な読者は、Web制作者、 Webサイトの
>> 管理者、地方自治体や企業をはじめとする各組織のWeb担当者など、何らかの形
>> でWebサイトの制作や運営に関わる方々である。しかし本書は、それ以外に、授
>> 業やセミナー、あるいは社内勉強会のテキストとしても有用であろう。アクセシ
>> ビリティ担当ではないからこの本は必要ないと考えるのではなく、是非まず第1
>> 章を読んで欲しい。そして、机の横に置いて、必要に応じて残りの章を読んでい
>> ただきたい。Webアクセシビリティは、画像に代替テキストを付与することでは
>> ないし、チェックツールでテストして合否を判定することでもない。Webアクセ
>> シビリティは、多様なユーザー、さまざまな技術、ガイドラインや政策や法律、
>> などを総合的に考慮しなければならない複雑なプロセスである。この本を日本語
>> で出版することで、日本のWebアクセシビリティ向上を促進できればと願ってい
>> る。」(「日本語版翻訳者による序文」より)
>>
>> 2006年7月に米国で出版された「Web Accessibility: Web Standards and
>> Regulatory Compliance」の日本語版。
>> サイトの運営者/制作者双方必携のガイドブックです。
>> </引用ここまで>
>>
>>
>> 参考
>> UAI研究会:http://www.comm.twcu.ac.jp/~nabe/UAI/
>>
>> このメールは、内容を改変しない限り転載自由です。
--
渡辺隆行 (WATANABE Takayuki) <nabe@xxxxxxxxxxxxxx>
東京女子大学現代文化学部コミュニケーション学科
http://www.comm.twcu.ac.jp/~nabe/