浦河べてるの家講演会のご案内



国リハ研究所の太田順子です。

すでに他でもアナウンスを始めていますので、
重複して情報を受け取られた方は、ご容赦ください。

3月11日に、国リハの学院講堂で
「浦河べてるの家講演会」を開催することになりました。

今年度国リハ研究所障害福祉研究部が企画して行なった
一連の講演会の集大成となる講演会です。

「地域で暮らすこと」、「セルフエスティーム
(自分を信じて、意欲を持って生きること)」が
テーマとなります。

ぜひご来場ください。

***

下記の通り、「浦河べてるの家講演会」を開催します。

【開催主旨】
国立身体障害者リハビリテーションセンター研究所障害福祉研究部では、平成16
年度より、浦河べてるの家および浦河町と「防災のまちづくり」についての共同
研究を行っています。平成17年度は2回に渡って講演会を企画し、障害のある人
が利用しやすいマルチメディアについて、障害のある人がひとりも取り残される
ことのない防災ネットワークの整備について、意見交換の場をもちました。その
中でフロアから「自分がこの地域で生きていてもいいんだという実感が持てない
と、災害が起きたときに逃げよう助かろうという気持ちが沸いてこない」という
ご意見をいただきました。私たちは、それを受け、障害のある人が取り残される
ことのない防災ネットワークを実現するためには、まずは地域の中で、生きる意
欲を持って、自らの居場所を見つけて、生活していけることが大切なのだと確信
しました。

今回は、5名の浦河べてるの家のメンバー(早坂潔さん、川端俊さん、山根耕平
さん、服部洋子さん、木林美枝子さん)と浦河赤十字病院精神神経科の川村敏明
医師にお越しいただきます。

障害のある人もない人も一緒に安心して暮らしていけるまちづくりとは?
地域の中で自分の居場所を見つけて生きていくにはどうしたらいいのか?
浦河町やべてるの家の経験を学びながら、フロアの皆様と語り合いの場を持ちた
いと思います。

【日時】平成18年3月11日(土曜日) 13:30〜16:30

【場所】国立身体障害者リハビリテーションセンター学院講堂

【参加費】無料

【主催】国立身体障害者リハビリテーションセンター研究所

【問い合わせ・申し込み先】
国リハ研究所 障害福祉研究部 べてる講演会事務局 太田順子
FAX(04-2995-3132)
メール(daisy-fukushi@xxxxxxxxxxx)
電話(04-2995-3100 内線2515)

【情報参加保障】
パソコン要約筆記、手話通訳、点字資料、拡大資料(ゴシック22ポイント)、
磁気ループ(リオン フラットループアンプ GH-06D)、
車椅子貸出、保育室提供(シッターなし)

【講演予定者】*当日の体調によってメンバーが変わることもあります。
浦河べてるの家メンバー:早坂潔さん、川端俊さん、山根耕平さん、服部洋子さ
ん、木林美枝子さん
浦河赤十字病院精神神経科:川村敏明医師

【プログラム】
13:30-13:40 挨拶  佐藤徳太郎(国リハ総長)
13:40-13:50「科振費プロジェクトから見た国リハとべてる の家および浦河町と
の関係」 河村宏(国リハ研究所障害福祉研究部部長)
13:50-15:00「べてるの家と浦河町とのかかわり」川村敏明 (浦河赤十字病
院)、早坂潔、川端俊、山根耕平、服部洋子、木林美枝子(浦河べてるの家)
15:00-15:10 休憩
15:10-16:25 質疑
16:25-16:30 閉会の辞 諏訪基(国リハ研究所所長)
注:講演者およびプログラムは講演者の体調により変更することがあります。

【会場までのご案内】
交通案内:http://www.rehab.go.jp/kanribu/japanese/access.html
 西武新宿線「航空公園駅東口」または「新所沢駅東口」から徒歩約15分
 学院講堂へは、「新所沢駅」からが便利です。
建物配置図:http://www.rehab.go.jp/kanribu/japanese/haichi.html
 学院講堂は、西門から入ると、左手すぐにございます。
 敷地内には2つの講堂がありますのでご注意ください。開催は「学院講堂」です。

【浦河べてるの家について】
北海道浦河町は襟裳岬の近くにある人口約16,000人の町です。浦河赤十字病院精
神神経科を退院した患者さんが回復サークルを28年前にはじめたことをきっかけ
として、浦河べてるの家(http://www18.ocn.ne.jp/~bethel/)は始まりまし
た。グループホームなどの生活拠点、昆布販売などの労働拠点として、現在は
150人のメンバーが暮らしています。『当事者研究』でも有名で、書籍・ビデオ
の販売、講演活動など、メンバーによる発想の転換は国際的にも注目され、初夏
のべてる祭りには400人もの観光客が『幻覚&妄想大会』を見に集まります。

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浦河べてるの家講演会 参加申し込み

お名前:
ふりがな:

ご所属:

ご住所:〒
電話:
FAX:
e-mail:

必要な情報参加保障はございますか。
手話通訳、要約筆記、磁気ループ、点字資料、拡大資料、車椅子スペース、
車椅子貸出、保育室(シッターなし)、

その他必要なものなどがございましたらご明記ください。ご相談させていただ
きます。

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以上です。よろしくお願いいたします。


-- 
太田  順子 (Junko Ohta)
jfukaya@xxxxxxxxxxx

国立身体障害者リハビリテーションセンター研究所
障害福祉研究部 流動研究員
http://www.rehab.go.jp/ri/fukushi/fukushij.html

〒359-8555
埼玉県所沢市並木4−1
TEL:04-2995-3100(内線2515)
FAX:04-2995-3132