Re: 講義の字幕化システム
- To: nap@xxxxxxxxxxxxxxxxx
- Subject: Re: 講義の字幕化システム
- From: Masafumi NAKANE <max@xxxxxxxxxxxxxxxxx>
- Date: Tue, 15 Mar 2005 15:29:35 +0900
中根です。
On Tue, 15 Mar 2005 13:48:53 +0900,
Eiichi ITO <ito@xxxxxxxxxxxx> wrote:
> 日本IBMとの共同プロジェクトにおける当事者です。(^^;
伊藤さん、何かコメントをいただけるのではないかと密かに期待していました。
:-)
ありがとうございます。
> 音声認識はビアボイスを使いますので、どんな状況かはご推測できるかと思います。
なるほど。
ここまではこれまでもいろいろな人が思いついて、そしておそらく実用になる
ことを目指して試してきたのではないかと思います。
> ついては間違いがあってもそのまま表示し、授業終了後における後処理において、効率
> よく文字情報の修正が可能な字幕編集ソフトと、その結果をSMILへ自動変換し、適宜
> サーバーにアップロードすることで、e-Learningのためのコンテンツ作成が容易に可能
> となることを主眼として開発したシステムを実証をすることあります。
ここの部分がどれだけ効率的にできるかということが難しくて、なかなかいい
ものが出てこないのだと思います。 (私が知らないだけで実はそれなりにいい
ものがあったりするのかもしれないですが。)
> しかし、授業終了後におこなうことが必要な後処理がどれほどの作業量になるのか、
> 授業担当教員の負担はどれほどのものなのか、など、実際にやらないとわからない事も
> 多いと思いますので、今後の実証で明らかにしていきたいと思います。
きっとシステム開発の難しさということもあるのでしょうが、このあたりの予
想がつかない部分が多いことも、このようなシステムを実用化する上でのハー
ドルになってきたのではないかと思います。
授業担当者だけで手に負えるレベルの作業量なのか、それともその作業をする
専任のスタッフが必要な作業量なのか、専任のスタッフが必要だとして (たぶ
ん必要なような気がするのですが) どれくらいの授業時間を一人のスタッフが
こなせるのか、などなど、やってみないと見えてこないことはいろいろとある
と思います。今後アクセシビリティの高いオンライン・コンテンツを増やして
いく上でも、こういったデータは必ず必要になると思いますので、長野大学で
の実験の経過や結果に期待したいと思います。可能な範囲で、一般にも情報を
提供していただけると大変役立つのではないかと思います。
中根雅文