Re: IW99 BOF
- To: shimono@xxxxxxxxxx
- Subject: Re: IW99 BOF
- From: Masafumi NAKANE <max@xxxxxxxxxx>
- Cc: nap@xxxxxxxxxxxxxxxxx, max@xxxxxxxxxx
- Date: Fri, 24 Sep 1999 04:29:46 +0900
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中根です。
> インターネットのアクセシビリティを取り上げる際、WAIのガイドラインの存在
> を抜きに話をすることはできないと思います。(その評価については議論がある
> でしょうが、それこそまさにBOFの話題に適当でしょう。)
そうですね。
ガイドラインの策定に当たっては、多くの方からの意見が反映されています
が、残念なことに、日本からのインプットはほとんどありませんでした。その
意味でも、日本の障害者/WWWコミュニティがこのガイドラインに対する意見を
言う機会が必要だと思います。
> また一方で、ガイドラインをきちんと読んだ人がはたしてどの程度いるのかと
> いうことを私は常々疑問に思ったりもしています。
>
> そこでまず、ガイドラインのNAP版の翻訳を作るところから始めてはいかがでし
> ょう。そうすると、作業に携わった人はいやが応でも全文を丁寧に読むことに
> なります。
「ちゃんと読む機会を作る必要がある」という点は大賛成です。ただ、翻訳
という形がベストなのかどうかは難しいところかもしれません。
実はまだここには書いていませんが、できれば NAPの主催で「ガイドライン
を読む会」のようなものを企画できればと思っています。輪講形式でやるもよ
し、誰かが講義するようにしてもよし、それは参加者の間で決めればいいこと
なのですが、そういうことをやるというのも、この目的を達成するためにはい
いのかもしれないと漠然と考えていたところでした。
ただ、この方法の問題点は地理的条件で参加できない人も多くなってしまう
というところですね。
また、こういうことに興味がある方がどれくらいいらっしゃるかという問題
もありますね。 (やるならぜひ参加したいという方は、その旨表明してくださ
れば、がんばって企画したいと思います。)
> Webコンテンツ アクセシビリティ・ガイドライン 1.0
> http://www.zspc.com/doc/accessibility/
これはぱっと見ただけですが、けっこうクオリティの高い翻訳だと思います。
とりあえず、どれくらいの人がこういうことに興味があるのかを見て、どう
動くか/動けるかを考えたいと思います。
中根雅文