行政HPのアクセシビリ ティの実現へ向けて



若林@横須賀市です。
すいません。MLへの登録に手こずりお返事がおそくなりました。

梅垣さんより引用します。
>若林さん、はじめまして梅垣と申します。
>
>>初めまして
>>若林と申します。
>>
>>情報公開についての研究会において行政ホームページの
>>アクセシビリティについて調査および実現への働きかけを
>>行っているものです。
>
>実際に、どのような組織でどんな活動をされているのでしょうか?
>
>実は昨日、川崎のパソコンボランティアグループの財源をどうにか
>しようと神奈川県のウェブページを眺めていたのですが、アクセシ
>ビリティの視点からはかなりひどいページが多いのです。正直な感
>想として、行政のページほど酷いものはないといってしまってもい
>いような気がしました。画像をメニュー代わりにしているのに、ま
>ったく ALT がないページがあるのです。しかも、福祉やボランテ
>ィアの情報ページがそういうページになっている点は大変気になり
>ました。
引用おわり。

まず、組織ですが行政情報公開プロジェクト http://www.kanon.to/ 
というところで民主党のよびかけによって成立したグループです。
といっても特に政治色のある組織ではありません。
その中で行政ホームページのあり方について研究していた行政HP分科会というとこ
ろです。
もともとはホームページによる情報公開度をチェックするというものだったのですが
ホームページのわかりやすさ、見やすさを考えるうちにアクセシブルについても
考えましょうと小生が提案しました。
最終的に目指すところは、行政ホームページ法案としてホームページに公的な地位を
保証するとともに内容や形式についても必須事項を義務づけようというちょっと
大ぶろしきなのですが、アクセシビリティについてもガイドラインを作ろうという
ことです。

進捗状況なのですが、残念ながら当時の中心メンバーが去ってしまい
ホームページ法案については現状は休眠状態となっています。
ただしアクセシビリティについては継続して考えていく予定で
有効なガイドラインさえつくれれば改良にはそれほどお金がか
かるものではなく政治的にも反対される理由はないので実現は
可能と思っております。

>行政のアクセシビリティに対する取り組みの現状などもご存じでし
>たら、お教えいただけると嬉しいです。
残念ながら日本全体の動きはよく知らないのですが、現状では北海道警察などが
読み上げを意識したテキスト版のホームページを用意しているようです。
行政ホームページを見ると確かに怠慢と思われる点もあるのですが、障害をお持ち
の方へどう配慮したら良いかが理解できていないのが問題なので、まずそれ
の基準づくりからはじめるべきかなと考えています。
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                若林秀治(Hideji Wakabayashi) 
               E-mail:wakabaya@xxxxxxxxxxxxxxxxxx 
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