聴覚障害者はどうやって 救急車を呼ぶか?



横田@ならのうちです。nap のみなさんおはこんばちわ。

6月にシャープを卒業し、12月に生駒のソフト屋さんに再就職となりました。
(この不況下、よくみつかったなあって気もする)

Akira Ichikawa さん いわく (nap)
>市川@千葉大です。

>小生、もともと音声合成や音声認識の研究開発に携わってきましたが、
>その関係で発声障害の方や中途難聴の方から技術動向などを訪ねられ
>コミュニケーション障害の重要さに目を向けられたものです。

(cut)

>いずれも音声合成や音声認識技術の経験を活かすことによって、なん
>らかの寄与ができればと考えています.

そうですね。私はDTMF(プッシュトーン)を用いたデコーダのキットを改造
してポケベルで使われる文字コードにそってカナ文字も表示する携帯リーダ
を作成したのですが、この音声出力もあった方がよいのではないか、と
考えています。音声合成はどこまで小さくできるようになったのでしょうか?

最近、商品化を進めていただいている会社の方から、聴覚障害関係者との話し合い
によれば「ほとんどの人は文字通信ができる携帯電話やポケベルで満足しており、
会話をするならECOTにする」とのことで売れるか判らなくなってきたとのこと。
私も一緒に同席すれば、底の浅い意見を論破し、売り込みもできたはずなのですが。
携帯電話やポケベルはone way 、音声通話に多重するDTMF方式はinteractive 
を安価に実現しうる点が認識できてなかったようです。
(この辺の説明の仕方ってむずかしいものですね)

少なくとも現状では救急車を「どこでも」確実に呼べる手段はいまだに用意されて
ないといって過言ではありません。私は過去2回ファクスで呼んだのですが、
2回目は住所が判らず(救急車搭載の地図が古い&ファクス転送が行われて
なかった)、私に聞かずに周辺に聞いたりして10分も待たされたのでした。

来年3月には新型公衆電話が出るそうなのですが、それまでにDTMF文字表示機能
を確実に搭載してもらえるかどうか、気をもんでいるところです。

----
:  ∠     情報悉皆屋(C)  横田 充洋      http://www.amy.hi-ho.ne.jp/miskij
:.° ヾ< InfoEvangelist YoKota MItSuhiro  miskij@xxxxxxxxxxxxxxxx