(nap)



NAPの皆様

市川@千葉大です。

自己紹介をさせて頂きます。

小生、もともと音声合成や音声認識の研究開発に携わってきましたが、
その関係で発声障害の方や中途難聴の方から技術動向などを訪ねられ
コミュニケーション障害の重要さに目を向けられたものです。

ADAやリハ法に刺激され、アップル本社のDSGを訪問、障害者一
人一人の問題に対応することの重要さを印象つけられ、トロントの
ホー・マクミラン・リハビリテーション研究所では福祉技術が意味を
もって継続的に利用されるためには経済性が重要と指摘され、また、
高村先生からは「大学の研究はいつまでも基礎研究をしているか、思
い付きで役に立たないものが多い」と指摘され、これらをこの分野で
の小生の取組の指針とさせていただいている次第です。

小生の研究室では、音声理解システムの開発、手話の実態の分析と認
識手法の開発、手話電子化辞書の検討、視覚障害者用GUI、特に使
いやすい視覚障害者向きのブラウザの開発、もう聾者のためのコミュ
ニケーション手段として指点字の分析と指点字電話などの検討、など
を進めています。
いずれも音声合成や音声認識技術の経験を活かすことによって、なん
らかの寄与ができればと考えています.

今後、宜しくお願いします。

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市川 熹

千葉大学 大学院 自然科学研究科 情報科学専攻 教授
(郵送などは 工学部 情報画像工学科 とした方が早くつきます)
263千葉市稲毛区弥生町1−33
tel : (043) 290 - 3256(直通)
Fax : (043) 290 - 3269  (事務室)
e-mail : ichikawa@xxxxxxxxxxxxxxxxxxxx  
http://Bach.icsd4.tj.chiba-u.ac.jp/staff/ichikawa/profile.html

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