Re: 情報共有を進めるために



茨城県教育庁総務課教育情報化推進担当 鈴木啓之です


中根さんは書きました
> 一言で言えば、「情報共有の更なる促進が必要である」ということだと思います。
大賛成です。(誰が苦労するかは別として)知識と知恵の整理と蓄積!!!!
さすが管理者。冷静ですねぇ。


> そして、共有されるべき情報としては以下のようなものがあると思います。
このまとめ方の方向に大賛成です。
少々、個人の要望を述べさせてもらうと

「読んで、組み合わせるだけで、X8341-3対応完了!」みたいな技術的情報と
「一般のWeb制作者がそこまで知る必要があるか?」という背景情報の二本立て
と捉えたいです(普及のために前者重視)

技術的情報には
「設計指針、規格方針、保守・運用方針」について、例示文書やテクニック集。

技術的な件では「+ Web製作に当たってのテクニック」の中に
「Webアクセシビリティの自動/手動検証・評価方法」
(従来の○×式ではなく、バッテリー式診断はできないかしら)
「Webアクセシビリティ確保に関する、障害別の利益相反の解決法」
「障害者と健常者の利益相反/健常者のユーザビリティとWebアクセシビリティの調整」
(企業のWebページ利用者の相当数が健常者であることを考えると、
  企業のWeb戦略と密接にからんできそう)
「保守・運用のテクニック」
「スーパーX8341-3(WebJisを越えたスペックを実現するテクニック集)」

それから「+ ニーズの理解」の中に、デマンドも入れてね。
(労災などでの中途障害者と、自律教育を受けた先天性障害者では、
  傾向が異なります)

あと、民間の制作者やオーナー向けにあって便利な情報として
「+ 障害そのものに関する正しい理解」の中に、障害の種別ごとの年代別の人口構成
「+ 支援技術の現状」の中に、各支援機器/ソフトの利用台数や出荷台数

「+ 実装/製作の良い例、悪い例」の中に、実際のWebページ制作者/運営者による
自慢や留意点の紹介も、どんどん投稿/蓄積してほしいなぁ


> * 多様な障害に関する情報
>   + 障害そのものに関する正しい理解
>   + ニーズの理解
>   + Web (やその他のコンピュータ・ネットワーク技術) のアクセシビリティ
>     に関連する問題の理解
> 
> * 技術的情報
>   + 支援技術の現状
>   + Web製作に当たってのテクニック (その手法、背景、利点、問題点などな
>     ど)
>   + 実装/製作の良い例、悪い例
> 
> * その他
>   + WCAGや JIS X 8341-3 などなどの背景にある考え方などの理解

茨城県教育庁 総務課
教育情報化推進担当
鈴木 啓之(ひろゆき)
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電話029-301-5128/ ファクシミリ 同 5139
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