高岡様
ご無沙汰しています。
ご苦労様です。
内閣府のHPには「障がい者制度推進会議」のアンケートの項目が見当たらないようなので、直ぐ思い当たる点を以下に。
よろしく。
(1)著作権関係
・地デジになってから
字幕や文字放送のデジタルデータが取得できなくなっています。
例えば盲ろう者が点字に変換して、あるいは視覚障害者が
音声に変換して情報取得することが出来なくなっています。
特に盲ろう者は点字への変換が出来ないと情報取得が出来ない。
障害者である事が証明できればガードを解除するというような
ことが出来るのではないか(NHKのB-CASの解除の様に)
(2)基本的人権
・単に情報アクセス権や情報発信権だけでなく、
意思決定の場に実時間で参加出来ることも権利として考えるべき
ではないか。社会的存在である人間としての権利だと考える。
(3)ユーディっトの関根さんが心配していた件は議論されているか
・ハードだけでなくソフトを含む表現に
「ICT」の訳 「情報通信機器」 ⇒ 「情報通信技術」
「支援機器」 ⇒ 「支援技術」
・「利用する機会を有する」 ⇒ 「アクセスする権利を有する」
(4)盲ろう協会から意見が出ていると思いますが
・「視聴覚重複障害者」 ⇒ 「盲ろう者」
***以下署名*********************
市川 熹 (あきら)
早稲田大学 人間科学学術院 教授 〒359−1192 所沢市三ヶ島2−579−15
千葉大学名誉教授 京都工芸繊維大学特任教授
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----- Original Message -----
Sent: Sunday, April 04, 2010 4:30
PM
Subject: 障がい者制度推進会議の検討課題
全難聴の高岡です。
ご無沙汰しています。
障がい者制度改革推進会議の次回4/12のテーマが情報へのアクセスです。
障がい者制度改革推進会議の審議は多くのテーマを速いスピードで
進めています。協議する時間が不足していること、発足までに関わった
障がい者団体、メンバーが中心でそれ以外の障がい者団体の意見やニーズ、
問題意識を吸い上げる上で弱点があります。
内閣府webに直接コメントされるか、関係団体、JDFにご意見を下さい。
内閣府に意見を出せば、当日の資料やその後の報告に反映されます。
委員の意見の提出の締め切りが4月5日になっています。
他の団体は、資料の末尾に加えられるのでそれより後でもよいかと
思いますが、早い方が良いです。
またここで共有させていただければ幸いです。
第七回障がい者制度改革推進会議 意見提出フォーマット
情報へのアクセス
○情報へのアクセスの基本的な考え方
障害者の権利条約第21条は、「締約国は、障害者が、第二条に定めるあらゆる形態の意思疎通であって自ら選択するものにより、表現及び意見の自由(他の者との平等を基礎として情報及び考えを求め、受け、及び伝える自由を含む。)についての権利を行使することができることを確保するためのすべての適当な措置をとる」ことを明記している。
同条約が明記している表現の自由、知る権利、平等に情報サービスを受ける権利について、障害者基本法等に明文化することについて、ご意見を賜りたい。
○情報アクセスとサービスに関する法制化について
1.いわゆる「バリアフリー新法」(高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律)における基準の設定や基本計画の策定と同様に、情報アクセス分野のバリアフリー化を総合的に推進する法制化が必要であるかどうかについて、ご意見を賜りたい。
2.情報アクセス(例えばテレビ放送における手話や字幕、電話リレーサービスなど)の最低基準及び指針の必要性についてどのように考えるか、ご意見を賜りたい。
3.情報アクセスのバリアフリー化に向けた最低基準及び指針の策定においては、どのような事項に留意することが必要か、とくに当事者の参画はどのようにあるべきか、ご意見を賜りたい。
○情報アクセスとサービスの実施にあたって
情報アクセスのバリアフリー化に向けた最低基準及び指針の実施において、その実施状況に対する監視を行い、必要に応じて改善を図ることができる仕組みについて、ご意見を賜りたい。
○著作権について
情報アクセスと著作権についてどのように考えるか、ご意見を賜りたい。
○その他
On 2006/11/02, at 15:35, Masafumi NAKANE
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