Re: (nap) 音声ウェブ環境を考える
- To: <nap@xxxxxxxxxxxxxxxxx>
- Subject: Re: (nap) 音声ウェブ環境を考える
- From: "Hiroyuki Ochiai" <ochiai@xxxxxxxxxxxx>
- Date: Tue, 9 Jul 2002 19:21:05 +0900
お邪魔します。落合と申します。
新潟で視覚障害者のパソコン講習のお手伝いやら、機器の手配などをしています。
先月このMLを知り、Subscribeしてから、しばらくROMさせていただきましたが、
以前から興味のあったWebアクセシビリティの話題を中根代表が提出されたので、
ぜひ私も勉強させていただきたく、お願いいたします。
> 1. 音声が読み上げてくれればアクセシビリティが確保されていると考える風
> 潮があるが、実際にはそんな単純なものではないだろう。
そうですね。全盲の方も弱視の方もおられますので、
全面的に音声に頼らなくてもよい部分もあると思います。
> 2. 音声環境 (や点字環境) にもいろいろあるが、同じページを見ても使って
> いる環境でユーザが全く違う印象を受けることが少なからずあるような気
> がする。
スクリーンリーダーやWeb音声化ソフトによっても読み上げ方が異なると聞いています。
W3CのガイドラインはWebの作り手に対して発せられたものと認識していますが、
音声化ソフトの方も標準化すべく働きかけはされておられるのでしょうか?
> 3. いずれの場合も、ページの作り方に問題がある場合もあるし、ブラウザの
> ユーザ・インタフェースに問題がある場合もあるし、さらにはユーザの知
> 識不足が問題になりうる場合もあるから、その点の切り分けをしなければ、
> 適切な問題点の指摘や改善提案/要求は難しいだろう。
おっしゃる通りだと考えます。コンテンツ、ユーザインタフェース、そしてユーザー
のスキルが絡まりあっている問題であり、それぞれは不可分ですね。
特に、Webのバリアフリー化が発展途上の今日の状況では、既存のコンテンツを
既存のユーザインターフェースで読む場合のユーザー側の訓練のノウハウが必要な
段階であると思います。
まだ初心者ですが、いろいろと勉強をさせてください。
都内での会合であれば、新潟からは電車で2時間ですので、
参加させていただきたいと思います。
以下署名です。
## At Ease Co. ##
株式会社アットイーズ 落合 博幸 拝
mailto:ochiai@xxxxxxxxxxxx
Office/ phoneto:025-227-1411
Mobile/ phoneto:090-7948-6025