日常生活用具でパソコン支給へ



この間の情報を総合すると、

厚生労働大臣は、国会で
「ワープロに替えて、パソコンを支給できるようにしたい。
 4月から告示を変えたい」
と答弁(3月14日 参議院予算委員会)

これによって、
現在、日常生活用具の「ワードプロセッサー」が「パソコン」と
替えられるとのことです。

現在の「上肢障害2級以上又は言語、上肢複合障害2級以上
(文字を書くことが困難な者に限る。)」や「118,500」は
どう記述されるかは不明ですが、
いずれにしても、

政府は、
「パソコンにつきましては、それ自体が汎用性があるということと、
 障害があるゆえに必要となる用具であるという位置づけが
 必ずしも明確にできがたい」
と述べていたことをおもえば、一歩前進といえるでしょう。

小さな一歩ですが、小さな声がたくさん集まって世論を動かし、
国の制度を変えたと言うことでしょう(^_-)

 

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 薗部 英夫 (SONOBE hideo)
  日本障害者協議会(JD)情報通信委員会
  パソコンボランティア支援センター
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