FYI: SIG-WIT
- To: nap@xxxxxxxxxxxxxxxxx
- Subject: FYI: SIG-WIT
- From: Masafumi NAKANE <max@xxxxxxxxxx>
- Date: Wed, 20 Oct 1999 04:41:58 +0900
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- X-pgp-fingerprint: 00 D8 2C CA C7 75 D4 40 5C 34 39 BA A5 46 C0 CC
中根です。
こんなのも流れてきました。
Web 上に、アクセシビリティ関連のイベントカレンダーみたいなのを作れる
と便利かもしれないですね。
中根雅文
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この度、電子情報通信学会内に、「福祉情報工学研究会SIG-WIT」(ヒューマン・
コミュニケーション・グループ所属)を新設致しました。設立の目的は、障害者
や高齢者の情報・通信関連の諸課題に取り組む先端的技術・科学をはじめ、認知
科学、音声言語処理、ヒューマンインターフェースなどの関連研究に従事する研
究・開発者を一同に集め、発表、討論する場を提供することです。
今回は、記念すべき第1回研究会の参加者募集です。奮ってご参加をお願いしま
す。
--畑岡@日立中研
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_/ 第1
回 電子情報通信学会 福祉情報工学研究会(第2種研究会) _/
_/ 参加者募集のお知らせ _/
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下記のプログラムで、
いたします。日程は、11月5日(金)、6日(土)の2日間となり、それぞれ会場が異な
りますので、ご注意願います。第1日目の夜に、ささやかながら懇親会を設定致し
ました。こちらの方も是非ご参加下さい。
尚、今回は第1回でもあり、参加者の人数を事前に把握致します。末尾のフォーマ
ットにて参加希望を受け付けますので、よろしくお願い申し上げます。参加費は
無料ですが、資料代を実費で頂きます。現在のところ、資料代としては2日間分
2,000円を考えています。
--- 記 ---
◆ 第1回 福祉情報工学研究会
(委員長:市川 熹、副委員長:野城真理、幹事:安藤 彰男、畑岡 信夫
幹事補佐:佐藤 秀一、伊藤 英一)
日程: 1999年11月5日(金)、6日(土)
会場: 5日はNEDO白金台研修センター(目黒駅)
目黒駅東口から徒歩15分 国立自然教育園後ろ
住所:〒108-0071 港区白金台4-17-10 陽光会館
電話:(03)5424-2100 FAX:(03)5424-2108
http://www.icsd4.tj.chiba-u.ac.jp/~ichikawa/wit/
6日は工学院大学新宿校舎28階 第4会議室(新宿駅)
住所:〒163-8677 東京都新宿区西新宿 1-24-2
電話:03-3342-1211 (内線 2018)
URL http://www.kogakuin.ac.jp/
議題: 「福祉情報工学一般」
【プログラム】(○印は発表者)
◇11月5日(金) NEDO白金台研修センター(陽光会館)
1. 特別招待講演 9:30a.m.-10:30a.m.
「福祉関連研究の現状と今後(仮題)」早稲田大学 白井克彦教授・副総長
2. 一般発表A(3件):「手話・言語処理」 10:30a.m.-12:00noon
(1)聾者向け文章読解支援における構文的言い換えの効果について
○乾健太郎*1*2・山本聡美*1・野上優*1・藤田篤*1・乾裕子*1
(*1九州工業大学情報工学部 *2科学技術振興事業団さきがけ研究21)
概要:言い換えに基づく聾者向け日本語読解支援の有効性を推定するため
に高等聾学校教諭を対象にアンケート調査を行った.
(2)聾者間の対話を対象にした日本手話の研究
○福田友美子・赤堀仁美・乗富和子・木村晴美・津山美奈子・鈴木和子・
市田泰弘(国立身体障害者リハビリテーションセンター)
概要:20才代〜50才台の4名の聾者の日本手話での延べ1時間に渡る対話
を素材に,日本手話の単語と文法についての表現を研究した.
(3)手話単語データベースと手話からの単語検索
○ 野津 拓人・澤田 秀之・橋本 周司(早稲田大学理工学部応用物理学科)
概要:各センサから得られる動作情報を持つ手話単語データベースと、
HMMをもちいた手話からの単語検索について述べる。
3. 特別セッション(4件):「障害者対応マルチメディア・インタフェース」
13:00p.m.-15:00p.m. - 工技院、NEDO 医療福祉PJ総括 -
3-1. 総括特別講演 13:00p.m.-13:30p.m.
「障害者対応マルチメディアシステムの研究開発について」
○安村通晃(慶応義塾大学環境情報学部)
概要: 「障害者対応マルチメディアシステム」の研究開発の背景、
研究の概要と位置づけについて報告する。
3-2. 個別発表 13:30p.m.-15:00p.m.
(4)障害者対応マルチメディアシステムの開発
〜 非視覚的GUIアクセスシステム 〜
○岡田世志彦・兼吉昭雄 (NEC ヒューマンメディア研究所)
概要:聴覚・触覚情報を用いて,GUI環境での操作を可能とする
非視覚的GUIアクセスシステムを開発した.
(5)障害者対応マルチメディアシステムの開発
〜 光学的メディアリーダ 〜
○菅原一秀 (日本アイ・ビー・エム株式会社東京基礎研究所)
概要:視覚障害者が独力で印刷文書を読むことができるシステム、光学的
メディアリーダの研究開発について報告する。
(6)障害者対応マルチメディアシステム
〜三次元音場利用情報提示システム 〜
○在塚俊之・高橋久・助田浩子・永松健司・畑岡信夫
(日立製作所 中央研究所)
概要:GUI画面の配置情報を立体的な音響と音声で表現し,マウス操作を行う
視覚障害者向けインタフェースを開発した。
4. 一般発表B(4件):「視覚障害者インタフェース」15:00p.m.-17:20p.m.
(7)視覚障害者のためのWindows音声化システム
- Voice WindowsとVoice Meadow - の特徴と開発の現状
○渡辺 隆行 (湘南工科大学情報工学科)・釜江 常好 (東京大学理学系研究科)・
小出 富夫 (クリエートシステム開発(株) )・宇野 伸一郎 (日本福祉大
情報社会科学部)・本多 博彦 (宇宙科学研究所)・栗原 亨 (筑波技術短期
大学視覚部)
概要: Voice Windowsとは、視覚障害者がWindowsパソコンを知的に活用する
ための音声化システムである。このシステムの特徴と開発の現状につい
て発表する。
(8)音声的ユニバーサルインターフェイスと日本語解析
○高橋 亘 (関西福祉科学大学)
概要: 我々は、M言語(MUMPS) のデータの階層性をアルゴリズムに反映さ
せた方法により、日本語を単語に切断する効率の良い方法を発案し、
これにもとづいて日本語読み上げソフトの日本語認識機能をサポー
トするプログラムを開発した。
(9)触覚絵記号と音声ガイドを備えたバリアフリーATMの開発
○和氣洋美 (神奈川大学)・和氣典二 (中京大学 文学部)・
高橋博 (東芝 情報・社会システム社柳町情報・社会システム工場)・
山崎直子 (東芝 CS推進センター)
概要:タッチパネルの搭載されたATMを、視覚障害者が触覚を用いて操作
する方式について検討した結果について述べる。
(10)視覚障害者の為のオンライン日本語入力システムの開発
○江崎修央 (鳥羽商船高等専門学校 制御情報工学科)
概要: ペン入力を利用した、視覚障害者向けのオンライン日本語入力システ
ムの提案
5. 懇親会 17:30p.m.-19:00p.m.
◇11月6日(土) 工学院大学新宿校舎(新宿駅)
6. 一般発表C(4件):「コミュニケーション・その他」10:00a.m.-12:00noon
(11)無線LANを使った障害者と健常者のコミュニケーションシステムの提案
○村田健史 (愛媛大学工学部情報工学科)
概要:無線LANを用いた、障害者と健常者のコミュニケーションシステム
を提案する。このシステムにより、これまで困難であった、障害者と
健常者の遠隔地でのコミュニケーションの実現が期待される。
(12)感情表現が可能な音声合成を用いたコミュニケーション・エイドの試作
○飯田朱美(国際医療福祉総合研究所)・Srinivas Desirazu(ATR音声翻訳通
信研究所)・伊賀聡一郎(慶応義塾大学)・Nick Campbell(ATR音声翻訳通信
研究所)・安村通晃(慶応義塾大学)
概要: CHATRを音声合成部に用いて、話すことが困難な人や 高齢者の利用を
目的とした感情表現が可能な コミュニケーション・エイドを試作した
ので報告する。
(13)新型補聴器開発のための骨導超音波聴覚の検討
○中川誠司(電総研 大阪ライフエレクトロニクス研究センター)・
山口雅彦(電総研 大阪ライフエレクトロニクス研究センター)・
阪口剛史(同志社大学大学院 工学研究科)・外池光雄(電総研 大阪ライフ
エレクトロニクス研究センター)・今泉 敏(東京大学大学院 医学系研究
科)・ 細井裕司 (奈良県立医科大学 医学部)・渡辺好章(同志社大学大学
院工学研究科)
概要:脳磁図計測を用いて高度難聴者でも骨導超音波を聴覚的に知覚できる
ことを示した.また,この現象を利用した新型補聴器開発のための,
基礎的な検討を行った.
(14)シニアネットに参加する高齢者に関する一考察
○嵯峨田「早乙女」良江(NTT SP研)・美間敬之(湘南シニアネット)、
児島治彦(NTT SP研)
概要:1997年より活動中の湘南シニアネットをモデル事例とする高齢者
の状況・動機等に関する考察を報告する。
7. 一般発表D(4件):「障害者歩行、高齢者関連」13:00p.m.-15:00p.m.
(15)盲児の歩行能力向上を支援するシステム
〇米田貴博(名古屋大学大学院)・工藤博章(名古屋大学大学院)・皆川洋喜
(筑波技術短期大学電子情報学科)・大西昇(名古屋大学大学院, 理化学研
究所)・松原静也(愛知県立名古屋盲学校)
概要:盲児の歩行能力向上を支援するCAIシステムを作成した。システムお
よび予備実験について報告する。
(16)携帯型視覚障害者歩行支援システムの音声指示文の検討
〇篠田豊・Kaluwahandi Sasadara・田所嘉昭 (豊橋技術科学大学)
概要:本研究では,視覚障害者の単独歩行を支援する携帯型視覚障害者歩行
援システムを提案し検討してきた。本稿では,本システムにおける
視覚障害者の安全な誘導法と音声指示文の検討を行なう。
(17)高齢者の運動療法評価システムの開発
○久野弘明(国立長寿医療研究センター)・吉村拓巳(国立長寿医療研究センタ
ー)・後藤純規(国立療養所中部病院)・田村俊世(国立長寿医療研究センター)
概要:高齢者の運動療法が,身体的な負担が少なく,長期にわたって安全か
つ効率的に施行できる評価システムの開発を行う。
(18)パソコンやマイコンによる身体障害者補助の効率的な実用化
○相川哲弥 (岡山大学理学部)
8. 一般発表E(2件):「点字・指点字」15:00p.m.-16:20p.m
(19)指点字の時間構造合成規則の検討
○宮城愛美 (千葉大学自然科学研究科)・藤森祐司 (千葉大学自然科学研究科)・
堀内靖雄(千葉大学工学部)・市川 熹 (千葉大学自然科学研究科)
概要:指点字の時間構造を分析し、合成規則を構築した。 試作した指点字
放送システムに、この規則を適用し実験を行った。
(20)辞書データ主導型の自動点字翻訳システムIBUKI-TEN
○兵藤安昭,横平 貫志,早川哲史,池田尚志 (岐阜大学工学部)
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【参加申し込み用紙】
恐れ入りますが、ご参加を希望される方は下記のフォーマットにてお申し込み
下さい。できるだけメールにてのお申し込みをお願いします。
参加費:無料
資料代:2000円の予定(2日分)
懇親会:一人2000円の予定
送付先: 畑岡 信夫 e-mail: hataoka@xxxxxxxxxxxxxxxxx
(株)日立製作所中央研究所 マルチメディアシステム研究部
〒185-8601 東京都国分寺市東恋ヶ窪1-280
電話: (042)323-1111 ext(3610)
fax: (042)327-7716
−−−−−−−−−− きりとり −−−−−−−−−−
第1回 電子情報通信学会 福祉情報工学研究会 (平成11年11月5、6日)
下記該当個所の( )に○印を付けて下さい。
参加希望します。( )11月5日 ( )11月6日 ( )両日
11月5日懇親会に ( )参加します ( )参加しません
氏名:
所属:
連絡先:
(住所)〒
(phone)
(fax)
(e-mail)
−−−−−−−−−− きりとり −−−−−−−−−−
以上。
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