Re: 統一仕様
- To: nap@xxxxxxxxxxxxxxxxx, TadashiTZN@xxxxxxx
- Subject: Re: 統一仕様
- From: Masafumi NAKANE <max@xxxxxxxxxx>
- Cc: max@xxxxxxxxxx
- Date: Mon, 07 Jun 1999 07:48:41 +0900
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中根です。
> この郵政省の「高齢者・障害者の情報バリアフリー研究会」の委員
> として加わっていましたが、インターネットのWEBアクセス問題は
> 当初から、検討することになっていました。これは、前回の「ライフ
> サポート研究会」で電気通信設備アクセスビリティ指針の策定の際に
> インターネットの指針を出すことが確認されていたためで、むしろ
> 遅きに失したくらいです。
> 中根さんの活動の功績が大です。
僕の活動はどうということはないのですが、まだ最終版は見ていませんが、
このような形で国が出す文書の中で、具体的に Webのアクセシビリティの問題
について言及するものが出てきたことは、喜ばしいことだと思います。
今後は、このようなものを国際的に用いられているものとどのように整合性
をとって行くか、また日本固有の問題の洗い出しや盛り込みをどうするか、さ
らにはそのような問題点やその解決方法を、どのように国際的なコミュニティ
にフィードして行くかという点が重要になってくると思います。
今回の文書は、大きな前進だと思いますが、ここからようやく始まる、とい
うような認識でいます。
> 電話リレーサービスは、これまでの研究会でも強調していましたが、
> 今回のバリアフリー研究会では、プレゼンテーションをさせていただき、
> 電話リレーサービスを取り上げていただきました。報告書には、全難聴
> の作成した資料が載ります。
> 新しい課題としてとありますのは、携帯電話等移動電話が4700万台も
> 普及しているのに、これが利用できない聴覚障害者は新たなバリアーに
> なっているということです。
> 電話リレーサービスの実現には、多くの課題がありますので、
> 少しづつ、実現の道に乗せることにしたいと思います。
僕はそれほど詳しい訳ではないのですが、電話リレーサービスを日本で実現
するためには、まだまだ時間がかかってしまうのかもしれないですね。アメリ
カでは、電話会社がサービスを提供し、電話の利用者がコストを負担している
と聞いたことがありますが、このような形になるまでに、どのような経緯があっ
たのかという点など、日本も応用できることが多いのかもしれないですね。 (っ
て、そんなことは高岡さんの所では既にしっかり調べがついていることのよう
な気がしますが。)
中根雅文