ガイドライン
- To: <nap@xxxxxxxxxxxxxxxxx>
- Subject: ガイドライン
- From: "Hideji Wakabayashi" <wakabaya@xxxxxxxxxxxxxxxxxx>
- Date: Sun, 14 Feb 1999 22:54:26 +0900
- X-mail-count: 00125
若林@横須賀市です。
みなさんこんにちは。
-----Original Message-----
差出人 : Masafumi NAKANE <max@xxxxxxxxxx>
宛先 : nap@xxxxxxxxxxxxxxxxx <nap@xxxxxxxxxxxxxxxxx>; wakabaya@xxxxxxxxxxxxxxxxxx <wakabaya@xxxxxxxxxxxxxxxxxx>
CC : max@xxxxxxxxxx <max@xxxxxxxxxx>
日時 : 1999年3月13日 5:43
件名 : (nap) Re: 製品開発について
>中根です。
>
>1. 製品評価の段階で、適切な人からの評価を得られないことが多い。
>
>2. 各社が各々研究・開発を進めているため、全体としてアクセシビリティの
>向上に結びつかない。
>
> 他にもいろいろとあると思いますが、 NAPとして取り組んでいける/行くべ
>き点は、主にこの2点ではないかと感じています。
>
> では、具体的に何をどうするのがいいのかということになります。簡単に言っ
>てしまえば、アクセシビリティの客観的評価基準の策定と、アクセシビリティ
>の高い製品開発のためのガイドライン (ガイドラインというよりはもっと具体
>的なものが必要だと思いますが) の策定ということになると思います。
実際に製品開発をする企業に影響力を与えるには、ガイドラインという形
でまとめる必要があります。でないと設計者は何をすべきか結局良く分からず
毎回、試しに作ってみるというレベルから抜けられないと思います。
ガイドラインだけでは強制力がないのですが、強制力は別の形で対応すればよいと思います。
(たとえば市場に出回っている製品のアクセシビリティ度の格付けをするとか)
> おそらく問題なのは、「アクセシビリティに大きな影響を与えるもの」が何
>かが明確ではない点なのではないでしょうか。また、特定の機能はモジュール
>部分ではなく、コア部分で実現しておかないと問題になるというような場合も
>あると思いますが、このあたりも必ずしも明確でない点も問題だと思います。
これは本質かつ難しい問題です。
操作性というのは心理学的な面からのアプローチもしていかないと行けない
問題だとは思います。
直感的に何をすることができるのか分かるようなユーザーインタフェース
であれば、マニュアルなしでも戸惑うことなく使いこなせるのでしょうが、
(おそらく障害者にとっても容易につかえるのでしょうが)、
人間が何をもって使いやすいと感じるのかを考えていく必要があるでしょう。