Noise from celluar(s)



横田@ならのうちです。

11月29日、毎日放送では2回目の字幕投影つき寄席を製作するに
あたってのドキュメンタリーが放送されてました。
題して「笑いは届くか!聴覚障害に挑んだ吉本字幕寄席」。
("聴覚〜寄席"は、変換前の読みも表示する芸を入れて、ルビを振っていた:-)

TadashiTZN@xxxxxxx さん いわく (nap) Re: Microsoft Phone product
>若林秀治様
>
>In a message dated 98.12.5 16:36:36, you wrote:
>>携帯電話と補聴器の相性の悪さについて、ご教示いただけますか。

>携帯電話の補聴器に与えるノイズは相当なものです。

どんなものかといえば、ラジオを電子レンジの中に…じゃなくて^O^;
近くにおいて雑音を発生させたようなもの、です。
これが耳元で鳴りまくるんだから、とても使う気になれないのは百も承知。

冒頭の番組では、若手の漫才師が難聴耳栓と雑音入り補聴器を着用して体験され、
中でも同情したのは会議中にうとうと居眠りするカツオさん。
話が判らないほど、すごく退屈なのはないっていういい説明だったかもしれない。
(って私の居眠り癖を正当化してどうする)

>アメリカでも国際的にITUに提訴したりして、運動しておりますが、
>あのADAのあるアメリカでさえ、セルラーホンの難聴者向け仕様の開発が
>出来ないでいます。アメリカは、セキュリティの問題でデジタルの普及が遅れた

つまり、アメリカは聴障へ配慮するための指針が確実に示されなければ、
作れないっていうこと?
セキュリティの問題というのは、携帯電話の使用者IDが盗聴されるという
問題でしたっけ。(これはNHK-BS1 の"字幕付き"ワイドショーのおかげ)

>NTTドコモがNTTのヒューマンインターフェース研究所と
>開発した「イヤー・スピーカー・マイク」は新聞でも報道され

構造としては、あまりにも簡単なものなので、タダで配ってもいいはずですね。
それ以前に、音声言葉の判別が不可能なろう者、完全失聴者にはほとんど意味
なしなのがNTTの人には全然判ってない、自己満足なデキです。

また、補聴器のコイルモード(Tモード)だとスピーカーの磁気を拾って
周囲の音波雑音をカットすることもできるので、音の区別(判別よりも低い水準)
ができる私は相手が電話に出たかどうかを確認するのに使うのですが、これとて
完全ではないのね。
東京駅総武・横須賀ホームB1ではどういうわけか電磁ノイズがひどくて
全然聞き取れない(ので、電話機のカウントダウン表示&DTMF文字リーダの出番)。

地上なら安心かというと、そうでもなかったりして…西船橋ホームの売店裏に
ある電話機でコイルモードにしたら、近くに電磁ノイズ源があるらしく、また
使い物にならなかったのでしたT_T


>電話としての機能を果たすのですから、どうして有料販売
>をするのか非常に疑問に思っています。疑問どころか、
>怒りを感じています。

私から見れば「小手先のごまかしで金をとるのか?」

少なくとも、音声をフルデジタルでソフト処理する構造上、ソフトの
追加だけで済むはずのDTMF文字表示機能すら搭載する気配がないのは
もっと腹が立ちます。
1999年3月に出るという公衆電話についても同様、搭載すれば
「やっと使えるようになった」分、利用も増えるはずなので、追加投資は
すぐに回収されるとみてもいいはずですね。

なお、私はe-mail対応の携帯・PHS は、e-mail利用料金が上乗せされる
のが厭らしいので購入に至っていません。また、一般加入契約と比べて
割高な月毎の基本料金は、本体の一部であるとみなせるので、年間契約
で福祉給付を受けられるようにしたいものです(そうすると、4年後の
基本料金は1000円台と負担もかなり小さくなってくる)。

ちなみに奈良の曽爾村では高齢者の連絡用という名目で2/3 までの基本
料金を肩代わりしてるそうな(ドコモのみ)。

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