Re: Microsoft Phone product
- To: nap@xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx
- Subject: Re: Microsoft Phone product
- From: TadashiTZN@xxxxxxx
- Date: Sat, 5 Dec 1998 10:27:30 EST
- X-mail-count: 00074
若林秀治様
In a message dated 98.12.5 16:36:36, you wrote:
>携帯電話と補聴器の相性の悪さについて、ご教示いただけますか。
この問題に関心を持って下さってありがとうございます。
といっても、私にこれ以上の専門的な情報は持ち合わせていない
のですが。
この問題を朝日新聞が取り上げて、過去に2、3度記事になって
います。最近は、聴覚障害者の文字通信という見出しで記事に
なっています。9月の後半でしたか。
NTTドコモがNTTのヒューマンインターフェース研究所と
開発した「イヤー・スピーカー・マイク」は新聞でも報道され
ました。
(社)全日本難聴者・中途失聴者団体連合会でモニターを
依頼されて全国で試聴しているところです。
これの担当者の方をご紹介することは出来ます。
また、NTTヒューマンインターフェース研究所の方も
ご紹介できます。
このMLだからこそ声を大にして言いたいのですが、N
TTドコモはこの拡声アダプターを有料販売しようとし
ていくらなら購入するかとアンケートを行っております。
わたしは、これは今まで携帯電話を利用しようとしても
出来なかった難聴者がこの拡声アダプターによってできる
ようになるのですから、形は携帯電話と拡声アダプターと
分かれていますが、この拡声アダプターによって初めて
電話としての機能を果たすのですから、どうして有料販売
をするのか非常に疑問に思っています。疑問どころか、
怒りを感じています。
それは、4400万台も普及した携帯電話・PHSが新たな
バリアーになっているというのに、これに対する解決の
方法が見つかったからと言って、どうしてユーザーが
負担しなければならないのでしょうか。
リフト付きのバスに乗って、車椅子の障害者が別料金を
求められたらどう思います?通信事業者は自分たちが
公共の通信事業を行っていると言う意識が希薄すぎます。
おまけに、携帯電話事業者の内、NTTドコモは一人勝ち
と言われるほど大儲けして、寡占が進んでいるのに。
たかが数千円のものを毎月2千円も基本料金を払おうと
している難聴者から取るのでしょう。これがなければ、
契約をしないはずだったのです。
携帯電話の補聴器に与えるノイズは相当なものです。
アメリカでも国際的にITUに提訴したりして、運動
しておりますが、あのADAのあるアメリカでさえ、
セルラーホンの難聴者向け仕様の開発が出来ないで
います。アメリカは、セキュリティの問題でデジタルの
携帯電話の普及が遅れたと言います。
もっとも、アメリカの電話料金は本当に日本からみる
とただみたいなものです。
tadashiTZN@xxxxxxx
高岡