10月29日の坂本君 のメールへのコメント



渡辺です.

坂本君,積極的な発言をありがとう.

>  まず全体ですが、「音声ブラウザ」となっているのは、「音声・点字ブラウザ」
> とする方がいいと思います。
> 視覚障害者はみんな音声だけでブラウザを操作しているわけではないですし、確
> かにユーザは少ないし実情にはあってないかもしれないけれど点字を使っている人だっています。

このJIS素案は高齢者・障害者を対象としたガイドラインですので,本当は高齢
者の例や聴覚障害者の例ももっと入れるべきだと思います.
しかしウェブ利用に関しては,ウェブを音声利用する視覚障害者を例に挙げるの
が一番わかりやすいので,どうしても音声ブラウザという言葉になってしまいま
す.

6.3 操作や入力
> > g) 操作するボタンやリンクテキストなどは,見やすく,操作しやすくする事が望ましい。
> >【参考】高齢者や上肢に障害がありマウスの操作が困難な場合,認識できな
> かったり,操作が困難になったりする。
> 
>  文章から考えると良いのかもしれませんが、高齢者==マウスの操作が
> できないと言うのはなんだか変なきがします。

==とは言っていないので,これでよいと思います.
ただ,この文章は良い日本語ではないですね.
高齢者がどこにつながるのかわかりにくい.

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WATANABE Takayuki <nabe@xxxxxxxxxxxxxx>
東京女子大学現代文化学部