新年のご挨拶



みなさん

もうこういうご挨拶をするような時期でもなくなってしまっているようにも思
いますが、新年明けましておめでとうございます。

昨年は、多分に私の個人的事情が影響して NAPとして実質的な活動をすること
ができませんでした。少数の人の忙しさといったような要員で、昨年のように
活動が手痛いしてしまわないように、 NAPの運営方法などについての若干の検
討も行いましたが、こちらも不十分なまま 1年が終わってしまいました。

とは言え、せっかく共通の興味を持つみなさんが多く集まっているこのような
場がある訳ですから、このようなことがないようにしなければもったいないと
感じています。ですから、今年は昨年中途半端になってしまった NAPの運営体
制の確立の作業を行い、また実質的な活動もしていければと考えておりますの
で、みなさんにもぜひご協力いただければと思います。

昨年は政府の政策なども影響して、コンピュータネットワーク利用に対する関
心がこれまでになく高まった 1年だったと言えるでしょう。そして、この傾向
は新しい世紀を迎えた今、さらに加速するものと思われます。このような状況
において、アクセシビリティについてまじめに考え、正しく理解し、問題の解
決に必要な取り組みを真剣に行っていくことがますます重要になるでしょう。
こういった志を持った人が多く集まる NAPだからこそできることが何かという
ことを考えながら、少しでもアクセシビリティの向上に貢献できる活動を転回
していけるよう努力したいと思っています。

本年もよろしくお願いいたします。

NAP, 中根雅文