自己紹介
- To: nap@xxxxxxxxxxxxxxxxx
- Subject: 自己紹介
- From: Masafumi NAKANE/中根雅文 <max@xxxxxxxxxx>
- Cc: max@xxxxxxxxxx
- Date: Tue, 10 Nov 1998 19:26:58 +0900
- X-mail-count: 00001
- X-pgp-fingerprint: 00 D8 2C CA C7 75 D4 40 5C 34 39 BA A5 46 C0 CC
慶應大学の中根ともうします。はじめまして、という方も多いようですが、ど
うぞよろしくお願いします。
どうやら Webへのアクセスやメーリングリストへの登録も一息ついたような
ので、とりあえず私の自己紹介を兼ねて、ちょっと書かせていただくことにし
ます。 (そろそろ何か投稿しないと空っぽの Webのメーリングリストのアーカ
イブにアクセスして「??」と思う人が続出しそうですし ;-)
さて、私は慶應大学の村井研究室で、インターネットのアクセシビリティに
関する問題を研究テーマとしている大学院生です。このテーマは、私自身が全
盲の視覚障害者であるために、「自分の使うコンピュータの環境をよくしたい」
という所から始まっています。
興味の範囲は広いのですが、視覚障害に関するものとしては、 Unix システ
ムのアクセシビリティ (どうやったらシリアルコンソールを使わなくても生活
できるか、 X Window はどうすれば使えるようになるか etc.) というような
ものや、 WWW のアクセシビリティ (視覚障害者に利用しにくい Web ページは
どうすればなくせるか、どんなシステムがあればアクセシビリティの高い WWW
が実現できるか、 etc.) などです。
他にも、視覚障害者と聴覚障害者のコミュニケーションにネットワークやコ
ンピュータが生かせないだろうか、ということや、盲聾の方のコンピュータ利
用はどのようなシステムがあれば幸せかとかいったことにも興味をもっていま
す。が、いかんせん自分の障害以外の障害に関してはほとんど知識がないため、
具体的にはなにもできていません。 (と言っても前述の Unixや WWW の問題に
関しても何かできている訳ではないのですが・・・。)
また、アクセシビリティの高い OSとはどのようなものなのかというような
ことも、しばしば考えています。
一言で書こうとすると、実に訳が分からなくなってしまいますのでこのくら
いにしておきますが、 NAPの活動を通して、みなさんといろいろと考えていけ
ればと思っています。
参加してくださったみなさんも、ぜひ今考えていることや、あるいは障害を
お持ちの方は今ネットワークアクセスの面でどのようなことに困っているか
(小さなことでもかまいません) など、ぜひ投稿していただければと思います。
それでは、これからよろしくお願いします。
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慶應義塾大学大学院、政策・メディア研究科、中根雅文
E-Mail : max@xxxxxxxxxx / max@xxxxxxxxxxx / max@xxxxxx
[URL] : http://www.sfc.wide.ad.jp/~max/
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